Yuigo・ん・・・湿っぽい

モルック、システムエンジニア、その他趣味。大学生のころから使っているので、昔の記事は恥ずかしいし今の思想とは異なっていることが多いです。

2017年に聴いたラジオを振り返る

こんにちは。

 

2017年に聴いたラジオを振り返る

 

今年聴いたラジオ番組を振り返ります。Youtubeの違法配信は各自で探してみてください。

ラジオの面白さなんて正直聴いてくださいの域をなかなか超えないので、今回はなかなか聴く機会の無さそうな枠を中心に紹介させていただきます。

 

目次(順不同)

  1. 三四郎オールナイトニッポン初笑いスペシャ
  2. 霜降り明星のだましうち!
  3. マイナビラフターナイト/空気階段の踊り場
  4. 相席スタートオールナイトニッポンR
  5. エル・カブキのオールナイトニッポンR
  6. 永野・カミナリの叱らレディオ
  7. AマッソのオールナイトニッポンR
  8. ペンギンズのオールナイトニッポンR
  9. CreepyNutsのオールナイトニッポンR

 

1.三四郎オールナイトニッポン初笑いスペシャ

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2016年末から2017年にかけて生放送で行われた特番です。よく三四郎、特に小宮さんの年越しスケジュールをニッポン放送が抑えることができたな、というのが一番の感動なのですが、期待値を超えて滅茶苦茶に笑わせてもらいました。

番組ではフレンチぶるがBL時代劇コント?でいい具合に狂った深夜リスナーの心をつかみ、ANNRの権利を獲得。フレンチぶるのコントは波24など地上波のネタ番組でもちょこちょこ見かけることが出来たのですが、正直ラジオの想像力補正が働いている方が面白くなっていた気がします・・・

しかし、その後ANNRを先に担当したのは共演していたAマッソだったということも忘れてはいけない出来事だったと思います。偶然捕まってしまった浜崎あゆみファンも最高の活躍でした。

 

→今年も三四郎の年越しANNは生放送です!地上波でもお笑い番組がせわしなく流れている中、よく三四郎を抑えてくれたと思います。ありがとうニッポン放送

 

2.霜降り明星のだましうち!

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単発での活躍が認められ、今年秋から始まった霜降り明星の深夜ラジオ。ABCラジオでの放送なので、本当にradikoのエリアフリー機能があってよかったと思います。

単発放送でハマった、せいやファンの小学生「みおんちゃん」のくだりは何回ジングルで流れても笑ってしまう。ラジオでもテレビでもせいやが割としっかりしていることがバレてきましたね。関西のラジオも聴くようになったので、色々関西のお笑い事情が分かってくるようになって面白くなってきました。TVerで関西ローカルが観られるようになったのも大きな進歩ではないでしょうか。オールザッツ漫才が観られないのは残念ですが。

波24から派生したAI-TVも関西のテレビ事情もまだ良く分からないのですが、そのうち東京でもよく観る存在になっていくでしょう。

 

3.マイナビラフターナイト/空気階段の踊り場

空気階段の踊り場

TBSラジオの金曜24時台を、前半30分がネタ番組マイナビラフターナイト」、後半30分を「空気階段の踊り場」として放送している1時間番組。

ラフターナイトはブレイク目前と10人中1人がツボにはまりそうな感じ、この丁度いい感じを付いてくる人選が毎回ありがたいなあと感心しています。

空気階段はラフターナイトのチャンピオン大会を勝ち抜き、30分の枠を賞品として頂いている形なのですが、すぐにでも2時間番組を与えてやってほしいくらいの深夜ラジオセンスを持っています。ボケの鈴木もぐら(写真右)は、借金を抱え先輩芸人の家に居候、携帯を持たず無料Wifiや公衆電話で仕事の連絡を取るというクレイジーっぷりを発揮。慶応大出身のツッコミ・水川かたまり(写真左)のマザコンっぷりも露呈し、どんどん勢いに乗る番組です。

ラフターナイトのチャンピオンになってから1年が経った第3回チャンピオン大会にも空気階段は出場、そして見事連覇を果たし、踊り場の2年目が無事スタートしました(大会が圧倒的に空気階段のホームだったことはさておき)。

もぐらさんが大のTBSラジオファン、それも早朝からお昼のヘビーリスナ―であることもウケ要素になっているのではないでしょうか。

 

4.相席スタートのANNR

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2016年M-1ファイナリストの実力派、相席スタート。漫才の腕は誰が観ても分かるほどで、指先にまで集中が伝わっている仕草ひとつひとつに感動さえしてしまいます。

ANNRでは山添さん(写真右)の「何も考えて無さ」に話題が集中。異常なまでの明るさが、比較的暗めの深夜ラジオリスナーとの良いコントラストになっていました。

 

5.エル・カブキのANNR

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マニアックすぎる芸能ネタからM-1グランプリ自体を漫才にしてしまうなどのお笑いマニアぶりを発揮するエルカブキ。漫才がメタすぎて、今年のM-1ではウケ量に反し早々に予選敗退を喫してしまいましたが・・・

番組では色々な芸人とイザコザを起こすエル上田(写真右)の尖りっぷりに注目が集まりました。

 

6.永野・カミナリの叱らレディオ

永野・カミナリの叱らレディオ

全国のFMで別々の時間帯で放送されている番組。最大30分。お近くの放送局の時間を調べていただければと思います。

グレープカンパニーの先輩後輩で仲良く放送しているのですが。番組ではしばしば永野さんの闇とカミナリ・たくみくん(写真中央)の光属性がぶつかり合います。テレビでは「いいヒール役」として暴れまわる永野さんですが、テレビよりも永野さんの魅力や一筋縄でいかない複雑さがあふれ出ているのでお勧めです。

そしてとにかくカミナリの2人が可愛らしい。カミナリはANNRも光属性の強い仕上がりとなっていました。

 

7.AマッソのANNR

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ネタ番組では唯一無二のワードセンスで個性の強さを発揮する二年連続のM-1セミファイナリストでもある女性コンビ。

シュールなイメージが強いですが、ANNRでは案外分かり易い面白さも持っているんだな、ということが分かりました。中々テレビではバレていない村上さん(写真左)の想像を絶するアホっぷりにもこれから注目していきたいです。

Aマッソは爆笑問題カーボーイの12月のスペシャルウィークに加納さん(写真右)がピンでゲスト出演しましたが、確かな実力を発揮。若手に優しい爆笑問題とヤンキーと可愛さが不思議な同居をする尼神インターの渚さんとスウィングを見せていました。そして、手紙の文面だけで爆笑をかっさらった村上さんの原石っぷりが見つかってしまった記念すべき日でもありました。

 

8.ペンギンズのANNR

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ニッポン放送ネタ番組『お笑い有楽城』で優勝し、ANNRの権利を勝ち取ったペンギンズ。番組冒頭は「アニキとノブオ」のキャラ漫才そのままで挑みましたが、早々に声帯の限界を察し、素の2人でその後を乗り切りました。漫才はどんどん伝統芸能のような仕上がりを見せているペンギンズが2018年はどのような変遷を遂げるのでしょうか。

 

9.CreepyNutsのANNR

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 12月のANNRで遂に4回目となってしまったクリーピーナッツ。私はアーティストとして何をしているのかはほぼ知らないしフリースタイルも全く分からないのですが、ラジオに関してはなぜ未だにレギュラーを獲得していないのか、という疑問しか残らない実力を残しています。

とにかく尖る、世間に対して当たり散らす様は完全に「リスナー側」の存在と言っていいでしょう。「どの枠なら取れそう?」とオードリー若林さんに聞かれ、「AKBのANNですかね」と答えたDJ松永さん(写真上)のこれからが楽しみです。

 

今回はほんの一部・・・

という訳で今回はほんの一部、地方や単発にこだわって紹介してみました。とはいってもいつも3~4時間、休日はそれ以上をラジオに費やしている身なので、もっと紹介したい番組はあるのですが、また今度の機会とさせていただきます。