Yuigo・ん・・・湿っぽい

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【雑58】バンドが変わっていくことが嫌いな人は、コンテンツしか摂取していない。という話


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訪問ありがとうございます。

 

キュレーションを勉強し始めてから、コンテンツもそうですが、それを作った、クリエイターにも目線がいくようになりました。これは当然のことなんですが、一つのコンテンツ、例えば小説があったとしたなら、その背景には必ずと言っていいほどクリエイターの経験が眠っていて、その結果素晴らしいコンテンツが出来てくるんだ、という当たり前のことを必死に噛み締めています。クリエイターを知るとよりコンテンツが楽しく見えてくる、ということも当たり前ですがあらためて理解しています。

 

バイラルメディアが批判の的だそうですね。今回の話とは関係ないです。

 

 

で、タイトルの話なのですが。

 

 

 

 

「このバンド、昔の方がよかった」という感覚について

 

 

 

 

バンドに限らないですが、自分が昔好きだったものが、時が経つにつれて好きではなくなってくる、ということがあります。アイドルとか、アニメとか、ゲームとかにも言える話ですよね。

 

ファイナルファンタジーとかまさに、制作側はそういう感覚を持っているユーザーとの戦いを強いられているような気がします。

 

「ファイナルファンタジー 懐古」の検索結果約 485,000 件

 

アイマスの話ばっかりしてしまいますが、アイドルマスター2の発表時に「ジュピター」という初の男性アイドルが登場する、という発表が会った時に会場が怒号や驚きで騒然とした、ということもありました。段々と理解されるに至ったこの決断ですが、制作側の想いが浸透するまでは、批判の声が耐えませんでした。

 

 

 

 

これも、コンテンツだけを摂取しているユーザーとのぶつかり合いの構図です。

 

 

 

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自分の知っている範囲ばっかりで例えをするのですが、ロックバンドについてはこの話がかなり当てはまってくると思います。「前のアルバムの方がかっこよかった」「メジャーに上がってから小奇麗になってしまった」「ギラギラした感じがなくなってしまった」など、バンドの変遷を眺めつつ思った人も多いのではないのでしょうか。私もこの類のことはよく思います。

 

この場合、なぜ「変わってしまって悲しい」と思うのでしょうか、という問を建てたとき、私としては「クリエイターを見ずにコンテンツだけを見ていたから」という答えを出すことにします。すなわち、コンテンツを作り続けるクリエイターを知っていれば、いくら作風が変わったとしても、「変わってしまって悲しい」と思うことはない、というのが私の意見としてあげられるのです。

 

私の好きなバンドとしては、例えばELLEGARDENをあげてみます。名曲をいくつも出してきたバンドではありますが、数年前に活動を休止し、ボーカルの細美さんはthe HIATUSを立ち上げ、その他のメンバーもそれぞれ異なるユニットに分かれているのが現在の状況です。とは言っても、数年前までしか追いかけていないので現状をはっきりわかっていないのですが。

 

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ELLEGARDEN Official Site

 

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the HIATUS

 

ELLEGARDENからHIATUSになった時、正直言ってかなり作風は変わりました。知らない人からしたら、ボーカルが同じまま作曲者が変わってしまったのではないか、と思われてもおかしくはないくらいです。

 


-ELLEGARDEN - Space Sonic[PV] - YouTube


ELLEGARDEN - Missing - YouTube

 

 


Ghost In The Rain / the HIATUS - YouTube

 


the HIATUS-Thirst(Music Video) - YouTube

 

HIATUSになってからもギュンギュン変化を遂げています。もしかしたら、ELLEGARDENを好きだった人からしてみると、この変化は残念なもの、期待外のものであったかもしれないな、と客観的に考えています。

 

私は変化に対しては良いものと捉えています。その理由としてもっとも大きな理由が、細美さんのインタビューを読んでいたことかもしれません。

 

HIATUSが始動する直前のロッキンオンジャパンで、細美さんの20000字インタビューが確か載っていた気がして、その後も数ヶ月に渡ってインタビューが紹介されていました。その時期私は購読者だったので、私はそれをしっかりと覚えており、細美さんと一種の「同化」を果たしていたのかもしれません。だから、この変化に耐えることができたのかもしれません。

 

 

 

 

ROCKIN'ON JAPAN (ロッキング・オン・ジャパン) 2009年 04月号 [雑誌]

ROCKIN'ON JAPAN (ロッキング・オン・ジャパン) 2009年 04月号 [雑誌]

 

 おそらくここら辺のインタビューを必死で読み込んでた。

 

そして、ELLEGARDENのコンテンツのみを嗜んでいて、その向こうにあるバンドの想い、理由、素顔をなにも知らなかったファンは、HIATUSへの変化に耐えることができなかった、そして「変わってしまって悲しい」という感情とともに距離を取ることになった。音源をiPodに入れてはみたけど聞く機会はあまりない、という状況に落ち着いてしまうかもしれません。

 

こんな感じで、コンテンツのみでなく、その向こうにあるクリエイターを知っている場合において、ユーザーは同一クリエイターによるコンテンツの変化に耐えることが出来るのかもしれない、という話をさせていただきました。

 

 

 

 

「クリエーターだって人なんだから、その変化が一番楽しい」

 

 

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ここから主観的な意見ですが、バンドやアーティストを見ていて一番楽しいのは、単一のコンテンツではなく、その変化も含めたストーリー全体である主張させていただきます。

人なんて変化して当然です。若い時は尖っていたひとが丸くなるのは避けられないこと(皆が皆そうなることではありませんが)、それならば、クリエイターの変化によってコンテンツが変わりゆくことを恐れずに、むしろ楽しんでしまいませんか?というのが私の主張です。

この目的を達成するためには、クリエイターのインタビューや発言を拾い上げたり、その背景、経験などに迫る必要があり、労力に換算するとちょっと測りしれません。ちょっと面倒です。

しかし、私たちは同時に、コンテンツをつまみ食いしている、という問題を抱えています。沢山の情報にアクセスできる時代ですから、スイカの先っぽだけを食べるみたいに、そのストーリーの美味しいところだけを食べていて、その本質はなおざりにしている、という問題が偏在しています。

その対処法として、いっそ摂取するコンテンツ量を減らしてしまうことで、一つ一つのクリエイター、ユーザーに対してどっぷり浸かる時間を作り出し、ストーリーも含めて好きになる、そんなエンターテイメントの楽しみかたも「アリ」なのではないでしょうか。


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