Yuigo・ん・・・湿っぽい

モルック、システムエンジニア、その他趣味。大学生のころから使っているので、昔の記事は恥ずかしいし今の思想とは異なっていることが多いです。

「Spring 5 & Spring Boot 2の初心者向け入門ハンズオン」をやった感想

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自宅でちゃちゃっとできるハンズオンだったのでやってみた。

参考記事一覧

業務ではSpringを扱った経験が殆どなく(あったとしてもかなりアレンジがされていたりして、Springを意識して開発することは無く、現在もバリバリ開発業務に関わることができていないので、思い出すきっかけが欲しいなあというところで、Qiita記事を見つけた。

Spring 5 & Spring Boot 2の初心者向け入門ハンズオンを公開しました - Qiita

この記事と、記事にリンクされている準備手順に従ってざっくり環境を構築するだけでハンズオンを行うことができる。一応、本記事にも参照したページを一通り並べておく。

Spring 5 & Spring Boot 2ハンズオン準備手順 - Qiita

この記事を見て必要なものを揃えていく。

MasatoshiTada/spring5-boot2-handson: Spring 5 & Spring Boot 2ハンズオンの資料です。準備手順はこちら→

ハンズオン用リポジトリ。README内にハンズオン手順へのリンクがあるので、それの指示通りに進める。

手順の「TODO」とソースコード内のTODOが対応しているので、対象のソースを探すのにはそこまで苦労しないはず。

私が使用した環境

OSはWindows10を使用。

ほか、GitHubからハンズオン用のリポジトリCloneするため、これに関する各種準備が必要となる。また、curlコマンド、jqコマンドはオプション演習のみの使用ではあるが、普段の開発にも何かと役立つと思う。

また、インメモリデータベースのH2を使用しているため、自分でDB環境を用意する必要はない

感想

最後のオプション演習以外を終了した時点。

ハンズオンの流れとしては、まずSpring5のコーディングを行う。Springの設定には大まかにxmlJava Configの2種類があるが、ハンズオンでは主にJava Configによって進めていく。

コーディングのTODOを終えたあとは、予め用意されているテストコードを実行することで確認を行う。このテストコードは(従来よりも利便性が高まっている)JUnit5によって書かれており、JUnit34チュートリアルやサンプルコードくらいしか見たことがなく、かつテストコードを有効に使用するプロジェクトに参加したことがない身としては発見が多かった。

一通りSpring5のTODOを消化すると、次はSpring Boot2のハンズオンに移行する。ここでのTODOは、ここまでのTODOで作成したSpring5の各種コード、(場合によっては)設定用のファイルそのものを削除する作業が大半となる。つまり、Spring Boot2に移行することで、設定作業が大幅に省かれることになる、ということを意味している。

オプション(応用編)のTODOでは、準備していたcurl, jqの各コマンドを使用してSpring BootのActuator機能を実装する。Actuatorを使用して何がどう便利になるのか、ということに関しては幾つかリンクを貼っておく。

Spring Boot Reference Guide 2.1.0.BUILD-SNAPSHOT

SpringBoot Actuator - Qiita

Spring Boot Actuatorを使ってヘルスチェックする - Qiita

最後のTODOには、ここまでで作成したアプリケーションに受講者自身で機能を追加する課題が用意されている。ノーヒントだが特別難しいものではないので、来週はこれを進めようと思う。