ナイフが地上を漂ようかと思えば
女学生の部活帰り
それじゃあまた、双子みたいな友達とわかれ
今日2回目の変身をしている
別に君まで
蛍光色のスパイクを履く必要はないし
屋上から下を見ていたって
僕はなんとも思わない
路地裏に転がしてあることが
私がしまってあることなんだ
笑いながら半回転して
聞き耳をたててごめんなさい
徹夜明けで萎びた身体は
おなかを壊すかもしれないから
火にかけて消毒しよう
それでも嫌なら、そうしよう
少々仮初になって
少々仮初になって
蝶々返り血を吸って
やうやう瞬きを笑って
久しぶりだからつかれた。
(タイトルフォント:FCBゼロコミック http://fontgraphic.jp/blog/item/129-fgbzerocomic.html )