訪問ありがとうございます。
こういうときのタイトルって何を言わんとするかをなんとなーくわかってもらう必要があるんですが、これ、完全に伝わってませんよね。結構考えたんですがしっくりくるものが見つからなくって。長いタイトルになるとなんかオタクっぽくて肌に合わない・・・ということであきらめました。
自分がコンテンツを好きになるとき、その大枠の「ジャンル」に対して好意を抱き、趣味としてハマってきたという経験がない、ということです。ハマるときは、いつでも末端のコンテンツそのものにハマってきた、という感覚。これをもっと詳しく言わないとわからないですね。
例えば、趣味という一番大きな枠があり、そこから「音楽」「スポーツ」「レジャー」「映画」「テレビ」「本」「演劇」みたいな感じで、おおざっぱな分け方をされた趣味のジャンルが枝分かれに出てきます。これがさっき言っていた「大枠の『ジャンル』」というものです。
そして、「音楽」からはさらに「ロック」「Jポップ」「歌謡曲」「ジャズ」「プログレ」「クラシック」・・・などといった感じで、さらにそれぞれのジャンルに枝分かれします。まあ、音楽のジャンルなんて今ではあってないようなもの(ジャンル分けに躍起になってる頭のカタい方々、ごめんなさい)ですが、一応の分け方として例えばこんな感じになります。
そして最後、各ジャンルからついにそれぞれの歌手やバンド、ユニットにたどり着くことができるわけです。
んで、ハマる「流れ」というのはだいたい同じだと思います。最初に、ふと耳に入ったあるミュージシャンの曲が気になって調べてみたり、CDをレンタルしたり、Youtubeでミュージックビデオを眺めてみたりして、そのアーティストなりバンドなりにハマる。そして一通り回ったあとに、似たようなジャンルでいい感じのアーティストはいないかな?といった感じで次のハマり先を探すわけです。つまりは、同じジャンルで探す、という行為です。
他の趣味に関しても、だいたいこうなんじゃないかな、と思います。スポーツだったら、最初は地元のJリーグにハマっていたのが、日本人選手のいる海外リーグ、そして最終的に国籍関係なく好きなクラブチームが出来たりする。
ハマることに関して、最初は末端のジャンルに対して興味を抱くのですが、ひとしきりハマり終わると、先程書いたジャンルの枠を一つ上って、ちょっと高いところから次のコンテンツを探す。ということをしているのではないかと思います。
で、自分語りなんですが、私はこれをしていないなあ、ということになります。
たとえば、ものすごくBaseBallBearが好きなんですが、じゃあそこと類似する音楽性、時代、背景、構成を持つバンドが好きなのかどうかというと怪しい。実際にいろいろ聴いてはみたものの、しっかりハマるということはなかった。
こんな感じで、どこにおいても、末端のコンテンツに直接ハマるところまでは同じなのですが、そっから一つ上って次のコンテンツを探す、ということがどうしても出来ないしする気がない。いつも末端のコンテンツにハマったっきりそこから動くことが出来ないのが自分なのだと思うようになりました。森見登美彦を読んでそこから似たようなとこに行くわけでなく、埼玉西武ライオンズ以外にはやっぱり知識がフワフワしているし、ロマンシングサガ3以外の続編、前作の知識がごっそり削れているのが自分です。
だからと言って別に劣等感を感じることはないのですが、例えば音楽トークになったときに自分はピンポイントの記憶や知識ばかり積み重ねているから定番とかあるある的な話題に入っていけないとか、反対に自分の根幹というかコアを成している話題が伝わらなかったり、とにかく他人の常識と自分の守備範囲が一致しない、こういうことばっかり出くわします。ドカベンに出てくる岩鬼のバッティングゾーンみたいな感覚です。なんでど真ん中打てないの?!的な。
ニコ生を始めて1年が経ちましたが、やっぱりゲームに関してこういう感情になることが増えました。自分の気ままに選んできた遍歴では、ああいったコミュニティの「常識」に入っていけないことがはっきりしました。だからと言って自分のスタンスを変えることもないし仕方ないんですが、やりづらいことは確かです。プラス、自分の性格として人が多そうな空間を避けているというのも、この辺の話を難しくしていると思います。単純に不器用だという。
というわけで、全然まとまってないんですがこういうことを考えています、ということでした。最近は手が空いたらブログを書くなり何かをしようと考えているので、こういううっすい記事が増えてしまうことを許してください。
読んでくださりありがとうございました。