Yuigo・ん・・・湿っぽい

モルック、システムエンジニア、その他趣味。大学生のころから使っているので、昔の記事は恥ずかしいし今の思想とは異なっていることが多いです。

(雑)30代になる前に

もうすぐ30歳

サムネ用

なんていう曲があったと思う。調べてみたらゆずのアルバム『リボン』に収録されていたものだった。『超特急』とか『陽はまた昇る』などのシングルが収録されていて、別にゆずの大ファンではないがこのアルバムはたまたまGEOでレンタルしていたなあ、ということを思い出した。…という話は本題ではなく、ふと自分はもうすぐ30歳になるなあ、と思った。

きっかけが何だったかは覚えていない。無いのかもしれない。ロジカルシンキングを仕事でしすぎてなんにでもきっかけを求める様になってしまっているが、人間の思考や感情はそうやって繋がるとは限らない。とにかく「もうすぐ30歳だなあ」と思った。誕生日は4月だし、今は26歳。区切りでもなんでもないが思ったのは思ったのである。

26歳なので事実、アラサーということになる。自分が聞く中で「アラ〇〇」はアラサーから始まっていて、年齢に対する社会の目線が反映されているのか10代や20代前半には適用されなかった名付けだったこともあり、急になにかの門を叩くような気分になった(本来ならば25歳から叩くべきだったが、大学卒業も1年遅れたしそこはまあいいかなと勝手に整理しておいた)。

こうして自分が20代をもうすぐ終えるという事実には気づいたので、その上で私はどうしていくのか、ということを考えることにした。

何もしてない30代にならないように

推測だけど、20代よりも30代のほうが新しく何かを始めるということは難しくなる。まあ30代向け40代向け…の趣味というのは見たところそれなりに存在しているので、その波に乗っていくことでなんとかやり過ごすことは可能だが、波が無い中で新しいことを始めることに対しては気持ちの面での抵抗が大きいように感じる。現に10代よりも20代の方が抵抗が強くなっている。

どんな趣味にしろコミュニティというものが存在するし、コミュニティに入らないまま趣味を突き通す選択は茨の道であるため、新しく趣味を始めるなら新しい人間関係に参加する過程を通る必要がある。そのときに、今でも抱えている人見知り特有の「申し訳無さ」は年齢を重ねるにつれてどんどん重くなっていくんだろうな、ということは想像できる。もちろん趣味に限った話でもない。

性格上、私は新しいコト候補に出会っても気持ちの抵抗に負けることが多い。圧倒的に負ける。この勝率をなにかに例えようと思ったが、六大学野球東京大学くらいでは大げさだし、かといって初年度の楽天イーグルスほど勝ってもいないので諦めるが、とにかく、一瞬やってみようかなと思っても面倒になって却下することばかりである。その際に、自分をおさめるために言い訳を添えておくのがいつものことである。

この言い訳が自分でも思うくらいに明らかにひねくれたものであって、宮下草薙の漫才みたいなネガティブさを持っているのである(草薙くんかわいい)。フットサルを一瞬でも始めようと思い「敗北」した際の言い訳は「初心者でもOK!みたいな回に参加してもどうせ経験者しか集まっていなくて心身ともにボロクソになるのがオチだ」というものだった(草薙くんかわいい)。

なんだか不思議とこの超自然的な言い訳を考えるのがそこそこ楽しかったので満足してしまっていたが、30代を過ぎてやってもいないことにケチをつけている姿を想像したら、いきなり悲しくなってきてしまった。Twitterで有名人や企業アカウントのリプ欄で文句を言っている人みたいだなと思った瞬間、この真夏に凍え死にそうになってしまった。これは良くない。5chで一人だけ繰り返し同じ意見を投稿して、匿名であるにも関わらず文体で誰か分かってしまう存在みたいになってしまうと思った瞬間、目の前がクラっとした。

ということで、文句を言う前に何でもかんでも1回はやってみようかな、という気持ちになった。最近メンタルが上向きなこともあってこの「新しいコト」は却下されずに済んだ。まあメンタルが下がり目になったときにどう思っているかはわからない。

…ここまで書いて1晩寝かせたところで、要は文句ばっかで何もできない30代とか人見知りを盾にする30代ってダサいよなーという一言で済む話だったな、と恥ずかしくなった。もちろん、ダサいという感情は主観的なもので、各自自身の性格と一生懸命向き合って生きているのだから、別に他人に対して同じようには思わない。

ということで新しく始めてみたコトをこれからのブログに書いていこうと思います。もちろんエンジニアとしての成長は継続して…。