【詩】あまたまあまあ

深夜、眼が醒めて溜息をつくクリアファイルには明朝体の隊列僕は、知らない映画に揺られて視界の外では魔法が滅びた 生きていない時間を歩くと違う自分がいるみたいだと今だってオリオン座を見つけてベッドタウンの霞を忘れた 世界は広いのではなくて余りにも沢山あるのだだから全ては回れない君は諦めて嗤う そうだ、僕は…