詩「ルーティーン」 2015works

ルーティーン 幾ばくか前よりもこの部屋は狭くなり 霧のような朝に眼を擦る 知らぬ間に僕は次のシーンへワープして アセロラ・ドリンクと明日を呑む 其のページを一度開けば 記憶にない精霊に肩を抱かれ もう僕ではなくなる もう僕ではなくなる 世界の端には壁があり 寄りかかっては雨を待つ 時間を戻すような雨 全てを許…