Yuigo・ん・・・湿っぽい

モルック、システムエンジニア、その他趣味。大学生のころから使っているので、昔の記事は恥ずかしいし今の思想とは異なっていることが多いです。

勉強会参加レポート:JAWS-UG 初心者支部#19 コラボ勉強会!(自分用メモ)

自分用のメモなのでかなり雑です。

サムネ

セッション①:AWSはじめの一歩と学びのススメ

初心者向けのセッション、お話上手でした…

クラウドについて、「所有」から「利用」への転換

クラウドの利用は年々挙がっている、使おうとしている&使っているが72%になった(2017年)、クラウドのうち半分はAWSの利用となっている

AWSの理念はAmazonと同じなんですって(https://aws.amazon.com/jp/careers/culture/

AWSサービスのおさらい

現在165のサービス、コアサービス(EC2、RDSとか)から開始された

AWSの機能改善について95%が顧客の要望から行われている

infrastructure.aws GUIで色々AWSのインフラ状況が見られるらしいです

AZについて

複数のDS群から構成されているのがAZ、リージョン内に複数のAZが用意されている、AZが複数存在することで災害など緊急の事態に対応することができる

複数存在するAZを、マルチAZ構成として利用する(ELB、WEBサーバなど)

基本サービス

オンプレの場合はWeb3層を単一のデータセンターで構成しがちだが、AWSによって簡単にマルチAZで構成できる、よく使うのがVPC。AZをまたがって作成することが可能。

仮想サーバー(EC2)。インスタンスファミリーによって用途が分かれる。ネーミングポリシーで見分けることが可能

ストレージ。EBSやS3、RDS、DynamoDBなど。EBSについて、一般的には追加の冗長化(RAID1)は不要

S3:オンラインストレージに近い。ファイルサーバーの代わりに使うことが多い。容量無制限、月額1GB/約3円という安価。イレブンナイン。実際には3拠点以上でレプリケートしている(ユーザーは考えなくてOK)

ELBは現在ALB、NLBのいずれかから選択する。フルマネージドサービスなので単一障害性を考慮する必要がない。配置をしてトラフィックの設定をするだけでOK

データベースについて、まずEC2にインストールするかDB専用サービスを使うかの選択肢があり、DB専用サービスにもいくつかのモデル(現在7つ)から選ぶ必要がある(RDS、DynamoDB、DocumentDBなど)。RDSはフルマネージドであり、Master/Slave構成やリードレプリカの利用などが、マネジメントコンソールから簡単に実行可能。バックアップやスナップショット、バッチ更新などが自動化される。

フルマネージドサービス -> 実装に集中できる

IT エンジニアとAWS

エンジニアは足りないと言われている(本当に?)で、クラウドエンジニアは更に足りない状況

クラウド時代…エンジニアはフルスタックになることが求められる(つらい)Cloud Formationなどインフラをコードで管理することが必要になり、アプリエンジニアがインフラを理解した上でクラウドで扱う必要がある

そんなAWSスキルを証明できるのがAWS認定です :smile: 取得したい資格ランキング1位とか注目度は高い

学びのススメ

忙しいなかどう学ぶか、学習サイクルを身に着けよう(IN/OUT put)

インプット

AWSニュースブログをRSSで押さえとくと :o: 週刊AWSも始まった、動画コンテンツもあるので、自分の生活スタイルに合ったものを選ぶ

カンファレンスに参加することで、まとまった情報や事例を一気にインプットすることができる

オンラインセミナー(Black Belt)が一番オススメっぽい

有償トレーニングもあるよ

アウトプット

まずはAWSに触る、実際に動かしてみることで一番覚える、10分間チュートリアルなら利用しやすい、アカウントがない場合はセルフペースラボというものもある

インプットしたら資料として整理し、ブログやLTに公開する(話す時点で調べる必要がでてくるので、更にインプットできる)

セッション②:こわくないW-Aレビューのすすめ

W-A...Well Architected. ベストプラクティスとも。試験対策に読まなくては…

日本語版はちょっと古い可能性があるので注意、だがヒアリングシートは最新らしいのでそちらを英語版の助けにすることも :o:

W-Aとは

実態は質問集になっている。これに対して答えていくことでシステムについて見直すことができる

W-Aを行う意義

AWSを本当に使いこなせているのかを見直す機会にする、またユーザーや上位層のAWSについての誤解を解くきっかけにすることもできる

いろいろな事情はあるが、ビジネス達成の手段としてAWSを選択しており、AWSの活用によって損をしたくないと誰もが思っているはず

レビューのコツ

ホワイトペーパーには5つの柱がある。これに沿って記載されている

AWS Well-Architected

運用の優秀性

システムの最重要事項を決められているか(優先順位をランキングとして定義できているか。プロダクトバックログと同じだね!という突然のアジャイル)、またその優先順位は関係者全員の共通認識となっているか

何をどこまで自動化するか(すべてのオペレーションが見える化できていることが重要、自動化することそのものが正義ではない)

ITシステム x 運用が健全である指標を決めていること、測定できること

セキュリティ

どこをセキュアに保つ必要があるのか?

守るべきデータはどれなのかを定義できているか?

そのデータをどんな脅威から守るのか?(脅威を予測している必要があり、守り方やインシデント発生時の対応も定義しておく必要がある)インシデント事項を妄想して予行演習するのがオススメ

信頼性

システム観点的に正常・異常の具体的な定義は?

パフォーマンス

どこまでスケーラビリティが必要なのか?

パフォーマンス指標はなにか?Cloudwatchに頼りすぎない

問題発生時に確認すべき場所は分かっているか?

コスト最適化

具体的なコスト目標はあるか

リソース使用量はモニタリングしているか

効果的なやり方

複数回やる、監査じゃないので気軽にやる、関係者を巻き込む、経験や実績がものをいうので何回も

セッション③ :AWS で学ぶ IoT の初歩

発表スライドはこちら

IoT

2015年位からのバズワードであり、最近はレッドオーシャン化してきたとも言われている

IoTに求められている知識は幅広く、屋外での利用となると法知識なども必要になることも、もちろん技術的な面にも精通する必要がある

AWSのIoT

IoTのサービスは多くが用意されている、その中でもIoT Coreについて

IoTのデバイスは点在している、紛失や盗難のリスクがある特殊性がある、そのためデバイスを管理するサービスが用意されている

IoT Coreというサービスよりも概念自体を把握しておく方が優先される、IoTに関してはチュートリアルQwiklabという教育サービスが用意されているで、手を動かして覚えることができる、またJAWSでハンズオンを開催することもある

Qwiklab

『コンピュータはなぜ動くのか』、『ポートとソケットがわかればインターネットがわかる』、『Linux コマンド』、基本情報技術者の参考書などの書籍は助けになる、言語の本も含めて学んでおくことに損はない

コンピュータはなぜ動くのか

ポートとソケットがわかればインターネットがわかる

セッション④:コミュニティで人生が変わった話

発表スライドはこちら

登壇がきっかけでコミュニティに参加するようになった

コミュニティ:自分から情報を探さなくても耳に入ってくれるようになった、登壇のハードルが下がったり海外に行くきっかけになったり、キャリアに影響することも?

巻き込まれる形でコミュニティに参加することで自分も活発に動くことができる

感想

はやくSAアソシエイト取ってAWSの入り口に経ちたいという気持ちが強くなりました。込み入った話題について着手するのはそれからだと思う。