本当は死んだ
その”なんでもないこと”をそのまま教えて
寒いタグなんか付けなくていいんだ
特にすごいことじゃなくても再考だから
また明日を迎えよう
地球のこめかみに腰掛けて
屋台で売ってたチョリソーを齧ってるんだ
遠くで不自然な色の光が見えて
今日は暑いから寝られないかも知れない
画面はもう
意図で埋まる
本当なんて
定義ごと腐っていけ
斜めにしなくても動物にならなくてもいい
十分美味しかったことなんて誰でも分かるよ
何にもなくても間違いなく生きているから
出された物は飲んでおこう
地球のこめかみでは今日も
諦めた人々だけが笑ってるんだ
人が死ななくても十分に
悲しい映画は作れる筈だったのに
画面はもう
感情しか見えない
本当なんて
正義と同じようなもの