君につまんない質問をしたい
社会が許してくれるなら
僕だって「男はこういう生き物」
なんて大嘘を吐いてみたい
そんなの人によるのに
君につまんない質問をしたい
今朝の天気の話とかをしたい
ストローを回して持て余す君
を見て、慣れないアボカドを食べるのさ
無理矢理雑誌の1ページから
「この子が良い」って言わされている
心の中、ずっと謝りたいんだ
僕にはそんな権力は無い!
君につまんない質問をしたい
店員がなかなか来ないねって言ってみたい
サラダの欠片を綺麗にする君
が何も、考えていないのが良いのさ
世の中は優しくなくていいから
LEDよりも眼差しを下さい
結局は此処に来てしまうから
呼ばれなくても淋しいだけなんだ
君につまんない質問をしたい
誰と誰を足して2で割りたい?
遂に携帯を見てしまう君
が明日、6時半に起きれることを願うよ
君がつまんない質問をしたら
とっておきのつまらない話をしたい
「なにそれ」って呟いてくれれば良いよ
裏アカなら何言っても良いよ
君につまんない質問をしたい
帰りたくない終電を聞きたい
結局ダサくて申し訳ないね
そうじゃなきゃこんな詩は書かないね