こんにちは。今日はほぼ偏見だけで嫌いなものをどんどん書いていこうと思います。たぶん偏見がなかったら誤解が晴れるものばかりです。
・フリースタイルラップ
決められた小節数でラップをして対戦相手をディスって勝負しようというものらしく、お笑い芸人のラジオを聴いているとどうやら流行っているようでよくその存在を聴くのですが、動画をチェックしたりテレビで見かけたりすると、まあダサい。
おそらく本場の英語でならリズムよくカッコもつくんだろうけど、日本語だとどうしてもイントネーションのおかしな口喧嘩にしかなっていないような気がする。芸人同士がやっていると、即興ということもあり、最終的にいつも互いの暴露合戦になる傾向があって、もはやリズムに縛られてたどたどしくなるなら普通に口喧嘩すればいいのにと思った。
あと、youtubeにあった公式と思われるフリースタイル対決動画が、権利の関係上ピー音だらけになっていてまともに内容が入ってこなかったのも腹が立った。
・人狼ゲーム
これは「知れば知るほどつまらなくなるゲーム」と言っていいと思います。
一番楽しいのは、大学生が宅飲みや合宿などの時間にルールもあんまり分かってないけどやってみよう!というシチュエーションですね。セオリーも定石も何にも分かっていないから、一人ひとり思い思いの方法で推理する感じが交錯して大混乱を巻き起こして酔いも回ってなんだかんだ盛り上がるのは間違いありません。でも個人的にはUNOの方が堅いと思います。
人狼というのはネット人狼やSkype人狼など、インターネットを通じてもできるのですが、こういう場は「知っている」参加者がどんどん集まってきます。こうなると、セオリーから逸脱した行動は意外性がある!なんて好評価・・・になるはずはまずありません。あいつらは定石から外れるのが大嫌いで、まるでアルゴリズムに従うかのようにゲームを進めていきます。
そして、他人を脅したり心理的にマウントを取るような形で優位な状況を作り出そうとしますが、さっき言った通りゲーム自体は機械的にすすんでいるので、全く意味がないのに、あいつらは人狼の登場人物になりきっちゃっているので、これはただの自己満足だということが分かります。
なので、経験者がいる人狼に、未経験や初心者が参加するともれなく悲惨なことになったり、過度に経験者が気を使っているのが結局伝わってきてしまい誰も得しない、という険悪なムードが作られてしまうのがだいたいのオチです。
あと、このゲームは最初の方に投票によって処刑されたり、人狼陣営に噛まれてしまいゲームから離脱した参加者は、発言することも、さらにその場にいることさえも許されないので、序盤の離脱は超つまんないという重大な欠陥を抱えています。何が楽しいのか全く分かりません。
・TRPG
これも人狼とほぼセットのような感じで世間に広まっている遊びですが、こっちはさらに「なりきることの気持ち悪さ」が際立っています。
簡単に説明すると、参加者各名がRPGゲームの登場人物になりきり、テレビゲームでコントローラーを動かす代わりに、司会者と対話することによって自分の行動、発言、推理などを決定するというゲーム。
参加者はおのずと自分の分身であるキャラクターになりきる必要があるのですが、おのずとキャラになりきる必要が出てきます。これが端から見ている分にとんでもなくキツイ、というのが嫌いな理由です。かといって、素の自分のままなりきらずに進めているのもなんか変な雰囲気になるのであんまり許されない、けっきょくなりきることがほぼ強制事項となるのが辛い。
人狼もそうですが、この手のコミュニティは知っている、経験豊富な人達が必要以上に幅を利かせて偉そうにしているのが気持ち悪いし、そのくせ「もっと広まってほしい~」とか言いやがるのが頭おかしいんじゃないかな、と思います。
こういうところにハマる人たちってクラスの1軍グループには絶対所属してない人たちばっかりなので、コミュニティを広げる方法を分かってないんだろうな~と思います。イベント会場で内輪話ばっかりして新顔の自分が無視された、という苦い経験がよみがえってきます。
あと、さらに偏見を重ねると、TRPGにハマっている人は普段の生活で自分を素直に出し切れていないからこういうことをしなくてはいけなくなるんだろうなあ、と思っています。
・なでしこジャパンに対してルックスの話をしだす奴
たぶんここ数年で一番嫌いなんじゃないか、というヤツです。
私は純粋に競技、スポーツとして女子サッカーが好きです。男子よりもスピードやパワーは劣るのは仕方ないのですが、その分一つの動きやパスが試合全体にどう影響しているのか、戦術や選手交代はいい影響をもたらしているのか、ということが素人目にもなんとなく分かり易いので、もしかしたら男子サッカーよりも観戦には向いているのかとも思っています。サッカー選手を目指す子供にも貴重な資料として活躍するかもしれません。
ただ、日本代表がワールドカップで優勝した2011年あたりから日の目を浴びるようになったのはいいものの、大学生の話題やネット、大手メディアで取り上げられるときは決まって選手のルックスについての言及がなされています。この選手が可愛いとかいう話題は、どうやら彼らの間で必ず話さなければいけないというルールでも設定されているかのようです。
注目度が上がることは良いとおもうのですが、こういう取り上げ方って競技人口を上げたり純粋に競技の人気を引き上げることには繋がらないと思っているので、もっとしっかり面白さや、この選手はこういう特徴があります、なんてことを紹介してほしいなあとも思っています。
スポーツ、チーム、選手の魅力だけでも十分ゆるぎない人気を築くことは可能なので、個人的にはどうか女子バレーボールみたいな(正直言って)悲惨な状況にはなってしまわないことを願っています。女子バレーの大会って恥部をギュッと凝縮したみたいになってますけど大丈夫なんですか?
あと、自分みたいな純粋に好き、という人たちがテキトーにチヤホヤする奴らのせいで肩身が狭くなるのが辛い。
素晴らしい選手に対して「でも顔はあれだね」とかいう奴はどんな教育を受けてきたのか不思議でなりません。睾丸がつぶれてしまえばいい。
・極度のオリンピック信仰
スポーツ繋がりで、どうしてやたらオリンピックだけ注目するのかは全然理解できません。
ちょっと昔までだったら、オリンピックの時くらいしか見られないマイナースポーツが結構多かったと思うので、日の目を浴びるチャンスとか地上波でそのスポーツを見られるとか色々な影響力があったというのはまあ分かるのですが、今はBSやCSなど専門チャンネルや趣味の多様化によって、そのマイナースポーツの情報にたどり着くことがかなり簡単になったので、オリンピックにこだわる必要があんまりなくなってきたと思います。
これはマスコミのせいだと思いますが、オリンピックが最も重要な大会、という扱いも正直いってもうやめたら?という感じは否めません。世界選手権でいい成績を収めた選手に対して、「これでオリンピックに向けても弾みがつきましたね」とか、直接選手に言わずともニュースのナレーションで似たようなことを言ったりするのは本当に迷惑じゃないかなあと呆れてしまいます。
「オリンピックが一番重要なので」とかは大体言わされてるんじゃないか?と最近は思うようになりました。いや、本当にそう思っている選手も勿論いるんだろうけど。
もっと書こうと思っていたのですが、あっと言う間に3000字を超えてしまったので、また今度にします。