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こんにちは。先日のブログで、自分がうつあると言ったので、心配させてしまった部分もあると思います。ただ、あくまでも「軽度の」うつであるので、今のところは普通の日々を送ることができています。何せ、病気が分かるまでの間であっても、ちょっと病んでいたわけですから、なんて。
しかしながら、私がブログ上で何も言わなかったら、なにか心配を煽ってしまう気がしてならないので、量の無い記事でも書くほうが自分のためにもいいだろう、と思う故、日記のようなものを書いていきます。
「闘病」（←これだって大したことのない）が始まって一週間もたっていませんが、最近の私はすこぶる調子がいいです。夜は２４時までに必ず寝ること、これは必ず守っています（合宿の時深夜に起きていたじゃないか、と思われるかもしれないが、一旦寝てるんだなあこれが）。そのため、朝の目覚めがとても気持ちよく、今まで必ずしないと起きられなかった「二度寝」、これが全く必要なくなりました。まあ、寝るために薬の力を借りているので、自力、ということではありませんが、いずれ簡単に寝られるようになってくると思います。
午前中に洗濯物を干し、夜に取り込む。午後んい買い物に行き、読書をして、絵を書き、楽器を弾き、独り言をつぶやきながらゲームをして・・・何も予定がない日には、ゆっくりとした時間を過ごし、ゆっくりと生きることができます。あくまで、何も予定がない日は。調子の悪い日は、疲れていなくても寝ていないと気がすまない状態であったので、これは大きな進歩です、自分基準の。ただ、人と話すことはまだ、努力が必要になっていると思います。日常会話は問題ありませんが、精神的なタフさがここ最近でごっそり無くなってしまっていたので、小難しい本を読んだりして、我慢強さとかその類を取り戻しています。
そして、ブログは毎日は書きませんが、必ず一日を振り返るようにしています。今日はどんなことをしたか。何が出来なかった、ではなく、何が出来るようになった、という観点で考えるようにしています。
どれも、病院の先生に言われてやっていることではありませんが（先生からは、辛い時は、何も考えず、とにかく横になりなさい、と言われています）、私なりに考えてやっていることです。
スケッチブックの空白を埋めるように生きている感覚です。回答用紙の空白ではなく、スケッチブックの空白です。絵を描くとき、良いものが描けている、という感覚になると、ついつい余計なものを足したくなる、余計なものをつけたいくらい描きたくなる・・・この感覚だと思います。おそらく、四月になったらこのようなことはできなくなってしまうから、大切な時間になっているし、大切な過去になると思います。
そういえば、先日観た映画のなかで、このような言葉（ニュアンスなのでセリフでは無いです）がありました。
「いまの自分は、今までの自分すべてで、できている。」
━━━━この言葉は、自分が今こうして「休ん」でいる、という選択を大きく後押しています。今現在の自分にとっては、大学生という大きな経験が得られる時期・立場において休むことは、けっして望まれたことではなく、もどかしいこと（同世代の活躍を見ると、とくに）ですが、未来の自分たち、そして過去の自分たちも、「休む」ことを望んでいるのだとしたら、私は「休む」ことを正しいことと思うことができます。一年に片手で収まるほどにしか映画を観ない私ですが、観る度に、何かを教えてくれる存在、それが映画です。与える影響力の平均値は、本というメディアよりも大きいような気がします。
そんなわけで、今のところは順調に治療が進んでいます。本当に軽度のものなので、このまま、いつの間にか、元気になることを願っているところです。とはいえ、そう簡単にいくとも限らないので、生活リズムの厳守は続けていきます。私が通っている駅前の精神科では、うつ病患者に向けてオリジナルのパンフレットを配っているようで、その中には、調子にはやはり波があるようで、今日は元気、今日はちょっと外に出たくないなあ、と気分が変わることがあるようです。さらに言えば、天気が悪い日や、夕日をみたときなど、人によって様々ですが、自然の変化で気分が悪くなることもあるようです。もともと、季節の変わり目に陥り易いのがこの病気なので（まさに「心の風邪」ですね）、実はあまり驚くようなことではないのかもしれませんが、私はそんなこと知らなかったので、パンフレットにあるひとつひとつの箇条にへーとかなるほどーとか呟いています。風邪に例えるといろいろなことが理解しやすくなります。睡眠薬を飲むことも、抵抗が少しありましたが、風邪薬を飲むのだ、と思えば疑問点はありません。
そんなわけで、今日のところはここまでにします。３月ももうここまで経ってしまいました。来月になればまた学校が始まりますが、その時までに、大体の決着が付けばいいなあ、と思っています。
読んでくださりありがとうございます。
