Yuigo・ん・・・湿っぽい

モルック、システムエンジニア、その他趣味。大学生のころから使っているので、昔の記事は恥ずかしいし今の思想とは異なっていることが多いです。

塾予備校に行かずに一人で受験勉強を成功させる方法・・・その2、各メリットとその活用法について

 

訪問ありがとうございます。

 

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この記事は前回の続きであり、そんなの知らないぞという方はそっから見てもらった方が早い。おう読んだよ変なとこで切りやがってという方は今から書くからホントすまんかった。

でも今回も途中まで!なが!

 

m4usta13ng.hatenablog.com

 

こっちでも軽くおさらいすると、1人で戦う受験勉強における最大の特徴は「自由」とし、その自由に関して更に具体的に6つのメリットを提示した。それが以下の内容である。

自由になると…

①自分の好きな勉強時間が設定できる

②自分の好きな教科を勉強できる

③自分の好きな参考書を使用できる

④自分の好きな場所で勉強できる

⑤休む時は休める

⑥達成感が半端じゃない。

今回は、これらの内容に関して更に説明していく。そして、それぞれのメリットにはやはり注意すべき点もある、ということに関しても言及しておく。

そして、前回の記事ではそもそもどのようにしてモチベーションを獲得するか、という基本的な話もしているので、やはりまだ読んでいないという方は参照をお願いする。それでは本題。

 

①自分の好きな勉強時間が設定できる

一人で勉強をするということは、いつ勉強をしてもいいということを意味している。もちろんあんまりサボっていれば親や誰かに怒られるかもしれないが、結局一人なので強制させられるということはそうそう無いだろう。なので、学校の授業時間を除き、1日のうちどの時間帯に勉強をするのか?ということを決めることが出来る。

例えとして、私の大学受験用スケジュールを書いてみる。

 

 

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朝焼けをよく見ていた高3。

 

「対・大学受験(多分秋口くらいの)スケジュール・平日」

朝4~5時起床。この時間帯が個人的に一番勉強できる&誰も勉強していないけど俺はしているぞという優越感に浸れるためモチベーション・パフォーマンス共に最も高い。なので、ここでしかできない苦手科目(数学ⅡB)や、英語長文、現代文読解を優先する。

 

②部活は引退していたが、7時過ぎ、学校には早めに着いておく。必ず教室に最初に着くということが大事。「俺は勉強しているぞ!」というテンションの上げ方。ここでは朝の会が始まる前に終わらせたいので、8時半には片付くような勉強をする。基本的には英語長文だった。そこまで難しいOR長いものには手を付けず、1日の自信になるように、短い英語読解(300語~500語、本番直前はもっと長かった)、または比較的簡単なセンター問題若しくはその類似問題(模試過去問などが適当)をやるといいだろう。必ずやりっぱなしにせず、朝の会になるまでには解らなかった部分、単語を確認してノートに記録する。

 

③放課後は自分の教室、または学校にあった自習室(教室より綺麗だが人が多いときは避ける)で勉強。気分転換に市の図書館や他クラスの教室で勉強してもいいと思う。

この時間帯は比較的集中するのが難しいので(突然叫んだり踊りたくなってくる)、そこまで集中しなくても出来ることをする。私の場合は日本史、政治経済、生物Ⅰ(いずれもセンター対策)が中心だった。

また、一人で受験をしているときは学校の先生しか教えてくれる人は存在しないので、この時間帯に数学の難問や生物(だいたい遺伝)に関して質問をする。

ちなみに、センターレベルであれば専門の教諭でなくとも学生時代にやってたよーという他教科の教諭でも全然対応できるので、○○先生がいないから質問できない!と諦めないようにしよう。

 

④夜。早朝に合わせているので早めに寝るように心がける(だいたい9時~いっても11時)。わからないことがあってモヤモヤしていても、寝てしまうと翌朝にはすんなり理解できる、ということが案外多いので時間管理を優先することにする。教科としては、やはり集中しなくてもできるもの、または単語やもろもろの暗記、ほかの時間帯で残ってしまったタスクを片づける時間帯にする。学校の宿題なんかもここが妥当。場所に関してはその項目で説明するが、基本的には家(のリビング。ここ重要)、または図書館で閉館まで粘るかの2択。

 

だいたいこんなところだと思う。平日に関してはほぼこのペースを崩さなかった。週末、つまり学校が無いときは別になるが、ほぼ1日を図書館で過ごしていた。他の場所というとお金を出さなくてはいけないような場所くらいしかない(ファミレスとかネカフェとか)。予備校生ならそこに行けば自習が出来るが、ここが少し難しいところかもしれない。まあそんなのは慣れだしなんとかなる。

休日に関してはたっぷり時間がとれるので、志望校の過去問、センター過去問など大事だけど一回問題を見てしまうとネタバレになって再度挑戦しづらいモノをこなしていた。また、日本史、政治経済、生物といった科目群は平日は問題を中心にこなしているので、振り返って知識の再インプットをするのに休日が向いていた。自分でタイマーを設定して取り組むと捗る。

 

また、時間を自由に設定できるので、フレキシブルな対応が出来る。人間の体調は常に変化しているので、今日は頑張れる、今日はしんどいな、という波が存在する。こういった場合は思い切って休む、ちょっと無理してでも頑張る、という特別なスケジュールを組んでもいいだろう。塾や予備校であれば授業時間が固定されているが、自分の好きな時に好きな勉強が出来るという利点を生かしていく。

 

注意点

自由に勉強できるということは、一歩間違えると「しなくてもいい」という考えに転んでしまうのが怖いところだ。こうならないためにはとにかく意思を強く!というのも大事だが、なんだかこれは禁煙失敗フラグみたいで信憑性に欠けるため、どんどん自分を盛り上げる、自分で褒めるというスタイルのほうが楽だと主張したい。上のほうにも書いた気がするが「自分はこんなに勉強している!ひとりでもこんなに出来る!塾に行ってる奴より成績が良い!ざまあwww勉強するのに大金払ってそれとかwwwマジwww親の顔がwww見てみたいwww(以下罵詈雑言)」という心理になろう。というかこのスタイルになれる人じゃないと一人で勉強するのは難しいかもしれない、というくらい大事。悪口は言わなきゃ大丈夫。

 

②自分の好きな教科を勉強できる

①でも言及しているが、自分の好きな時に自分の好きな教科を勉強できる、というのが利点である。

特に国公立、高校受験では公立を志望すると、自ずと多くの教科をバランスよくこなさなくてはならないというのが最大のネックとなる。これがとてもつらく、私立狙いのクラスメイトの荷物が軽そうなこと軽そうなこと!この光景にストレスを抱く人は割と多かったのではなかろうか。

大学生になって塾講師のアルバイトを始め、そこで初めて「勉強を教えてもらう学校以外の場所」に足を踏み入れることになった。しかしそこは結構と想像と差があり、自分のようなアルバイトが大多数を占める現場だったのである。まあ大体わかっていたことだが、こういう人に教えてもらうなら自分で勉強してもそこまで変わらなくないか?という疑問を抱いた。

 

番外・そもそもどうして塾が存在するのか

個人的に、こういった教育サービスが持つ強みは「教材」と「場所」と「強制」、そして「コンサルタント」であると考える。正直「教える」という直接的な行為自体に力はないと思っている。

教育サービスはそこに委託するだけで、本屋に行けば膨大に陳列されていてどれにすればいいか分からない、という生徒に対して適切な教材を与える。

そして、ここに来ればいつでも勉強が出来るという場所である。学校以外に「そこにいる人間が全員勉強という行為をしているまたは関与している」という場所はなかなか存在しない故、貴重なのだ。

塾は宿題という強制力によって生徒が勉強をすることを保障する。そして、どこを受験すればいいのか分からない、家ではどのように自習すればいいのかわからないという疑問に対して答えを提示するというコンサルタントの役目を果たしている。直接的な教育サービスに触れたことがなかった私は、このような総合的な意味をこれらの機関が持っていることをアルバイトを経て初めて実感した。

しかし、これはやはり「どうやって勉強すればいいのかわからない」という層のためにあるサービスであり、自分で出来る、出来るか分からないがお金を出してまで依頼することではない、などなどの意見を持っている人に関しては無用の長物だと思う。私は、学生時代にこういうところにお世話にならず良かったな、という結論に至った。

だから、自分で自分の勉強を計画し、管理し、実践し、結果を出す、というサイクルを構築することに喜びを覚えるような人は誰にも頼らないほうがむしろ良い結末にたどりつけると思う。そういう人のためにこれを書いている。あとは金!すこし辛くても安く済むんだ!ということに喜べる人も向いているはず。

 

 

 

というわけで今回はここまでです。書き始めたら結構長くなっちゃう。残りの項目とまとめを書けば無事に終わりです。