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大学に入ってから議論やミーティング、そのた話し合い全般に対してムダを感じることが多くなってきた。せっかく予定を合わせてきたのにも関わらず、なかなかうまく進まない議論、感情的な意見のぶつかり合い……そうじゃないでしょ、わたしたちはなにか目的があって集まっているのだから、それ以外のことに関しては一旦おあずけでいいじゃないですか、って考えていた。それが大学生になって顕著になってきた。
もとよりコミュニケーションは下手だったから、他人と議論をするということもそこまで上手くはなかったように思える。とにかく黙って相手の話を聴き込むか、それとも自分の思いをいっぺんに並び立てるか、極端なことしかできなかったのは、おそらく友達関係に乏しくコミュニケーションを誰とということに関係なく取ることが出来てこなかったからだ、と考えている。今でもそうだ。
それだからこそ、ファシリテーションという話し合いの技術を手に入れてしまえばいいのではないか、と考えた。話し合いが下手だったからこそ話し合いの技術という聞いたこともない技術を欲しがった。これがわたしとファシリテーションの出会いである。
ファシリテーションに関して詳しいことは書かない。めんどくさいのと、今回は雑投稿だしまた後で本気出します。ファシリテーションってググったら良いと思う。
ファシリテーションは会議室に1人いればいい、そして、それ以外の参加者は好き勝手にしゃべっていい、というファシリテーションのルールがあるみたいなのだが、それがよくわからない。はっきり言ってしまえば、全員がファシリテーションをすればいいじゃないか、という考え方を最近になって持つようになってきた。参加者が好き勝手に喋ろうとするからファシリテーターが苦難を強いられているんだ!だから「自分を見失うな!」って啓発するような本が出る羽目になってしまうんだ。
精神的なアドバイスなんてなくてもファシリテーションという技法が成立するのが理想である。それができないのは、会議に参加する人間というのは実に身勝手で、自分のために議論に参加しているという残念な現状があるからだ。それは大人も子どもも関係ない。立場のある人間のほうが陥りやすい、会議における罠だ。
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参加者全員がファシリテーターとして立ち回り、議論を客観的に見て目標に向かって協調的に……というのを、みんなが出来てしまえば、はっきり言ってファシリテーターなんて必要ない。だれか仕切る人……なんて必要ない。現に、仲のいい仲間同士ならファシリテーターがなくても議論が成立する。だけど、知らない人同士が集まってしまう状況は必ず起こりうるし、その場合はファシリテーションという役割が必要になる。だからファシリテーターという仕事はこれからも成立する。
みんながファシリテーションすればいいじゃん!とわたしは考えたので、ファシリテーションマインドと呼ぶようにした。これをもっとブラッシュアップして、各人がファシリテーションをする心構え、といった具合に定義して、それを広める方法を考えたい。ファシリテーターマインドという言葉はググったらすでにあったけれど、それはファシリテーターのための方法出会って参加者には向けられていない。
大学生ですが、ファシリテーションってなんですか?と聞かれれば積極的に答えていきます。学生団体や大学のゼミ関係の話し合いだったらいくらでもお手伝いしますので、気軽に連絡ください。
オチなし
読んでくださりありがとうございました。