Yuigo・ん・・・湿っぽい

モルック、システムエンジニア、その他趣味。大学生のころから使っているので、昔の記事は恥ずかしいし今の思想とは異なっていることが多いです。

プレゼンスライドを作成する際に参考にする・したいこと

目次

概要

こんにちは。

この記事は色んな場所に共有するために作成したものです。また、プレゼンの参考と言う表題にしてはいますが、そこまで画期的なところは書いていません。むしろ、セオリーとしてこれが抜けてない?というツッコミを受けかねない内容ですが、私自身がここまでで参考にして使っているものを挙げていますので、ご了承ください。

本題

書籍

書籍としては、色々読んだとは思いますが、実際に頭に残っているのはこの2点です。

プレゼンテーションZen

プレゼンテーションZen 第2版 - Amazon

プレゼンの考え方、なぜプレゼンをするのか、プレゼンをすることで何を達成すべきなのか、という「そもそも」の部分から始まります。スライドに関しては、最初からパワポを作ろうとせずまずは手書きから始めることや、とにかくシンプルにすること、1つのスライドにメッセージを1つに収めることなどが紹介されています。

このように、概念の整理から実践的テクニック、サンプルスライドとオールインワンといっていい内容です。ごちゃごちゃと沢山書かれたスライドや、そのまま音読すれば成立するスライドにモヤモヤしている方に合うかもしれません。

作者のブログも載せておきます。

Prezentation Zen

ノンデザイナーズ・デザインブック

ノンデザイナーズ・デザインブック [第4版]

スライドに限りませんが、名前の通り、デザイナーではない人のためのデザインの考え方を紹介した書籍です。1つ1つのトピックが具体例とともに紹介されているので、だらだら見るだけでも効果があるような造りになっています。すべてのテクニックを網羅せずとも、2個3個のみ拾い上げておけば大幅に改善されるはずです。とはいっても、私もなかなか意識づけられていませんが・・・

Webページ

見やすいプレゼン資料の作り方

見やすいプレゼン資料の作り方 - SlideShare

画像

プレゼン資料の作り方について、スライド形式で紹介されています。「プレゼンテーションZen」は若干エモーショナルな(TEDっぽい)方向性ですが、こちらはもっとカタめの場面において使える内容になっています。フォントの部分でメイリオを推していることに関しては賛同できかねますが・・・(とはいっても、フォントに関しては自由に選べない&作成端末とプレゼン端末が異なる場合があるので、妥協点としてはアリだと思います)。

なお、書籍版も出ているみたいです。内容はそこまで変わらないと思いますが、Kindle Unlimited読み放題の対象となっています。

一生使える見やすい資料のデザイン入門 Kindle版

素材

どういう素材を選ぶかは大事だと思います。どういう基準で選ぶかというと、個人的には以下を気を付ければ良いのではないかと思います。

  • (画像の場合)高画質であること
  • 素材が主張し過ぎていないこと
  • 統一性があること
  • 著作権に引っかからないこと
  • 手の内が見えないこと

最後に挙げた「手の内が見えないこと」に関しては、自己顕示欲によるものかも知れませんが、聴き手がスライドを見た際に、「これはこうしてああして作ったんだな」と思わせないことが大事だと考えています。

たとえば、素材サイトでも有名な「いらすとや」「ぱくたそ」などは、今やだれが見ても出典が分かってしまう状態になっています。こうして手の内が分かってしまうと、聴き手が内容よりも「手の内」が気になってしまう可能性があるので、避けた方がいいのでは、ということです。もちろん、「ぱくたそ」であっても、背景用の風景写真など、あまり「ぱくたそっぽさ」が出ていないものをチョイスすればよいでしょう。

写真

海外の素材サイトなどを利用すると楽に集まります。自分がよく使うサイトを1つ2つ持っておけば問題ないでしょう。

著作権などの利用方法が海外サイトだと心配、という場合は、クリエイティブコモンズの扱いがどのようになっているかを確認するようにしてください。以下におススメを貼っておきます。

PEXELS

Moose

アイコン

文字数を減らしてシンプルなスライドを作成したい場合は、アイコンを利用します。アイコンを配布しているサイトも沢山ありますが、統一感を持たせるために出来るだけ1つのサイトですべてをまかなう必要があります。

iconmonstr

flaticon

glyphsearch

カラースケール

配色に関しても、自分で考えない&スライド作成ソフトの標準の色を使わないことがオススメです。理由としては、配色をバラバラにすると統一感がでず、どの部分が重要な部分なのか色から判断がしづらくなること、標準の色はデザインとしてみた際にチカチカすることが多いことが挙げられます。

どういうものを選んだらいいか分からない場合は、カラースケール決定をアシストしてくれるようなサイトの力を借りることをお勧めします。

webcolourdata

↑有名サイトのカラースケールを割合付きで紹介しています。どのサイトも使用している色数は少ないことが分かります。

material palette

↑二色を選択すると、カラーの組み合わせ方とパレットが出現します。パレットをクリックするだけでカラーコードがコピーできます。

Coolors

↑5色のカラースケールを簡単に作ることが出来ます。Exploreモードで他のユーザによって作成されているものを使うことも出来ます。

その他

やじるしデザイン

大手町駅の工事現場で使われているのを見たことがあります。

フキダシデザイン

フロップデザイン

ニュートラルなフォントから変わり種までがそろっています。

compressor.io

↑画像ファイルの質を落とさずに、劇的に要領を圧縮します。

伝わるデザイン - 研究発表のユニバーサルデザイン

↑私はそこまで読み込めていませんが、こちらも作成の際に参考になると思われます。ユニバーサルデザインにも対応。