Yuigo・ん・・・湿っぽい

モルック、システムエンジニア、その他趣味。大学生のころから使っているので、昔の記事は恥ずかしいし今の思想とは異なっていることが多いです。

2019年のふりかえり

仕事、プライベートともに新しく始めることが多かった1年でした。

仕事

  • 3月まで自動化ツールのQA業務
  • 4月から6月までアジャイルスクラム
  • 7月から10月まで謎のヘルプ案件
  • 11月から転職

3月までのQA担当は苦痛な面が多かったし、その記憶ばかり残っている。正直早く終わってくれることしか祈っていなかった。手帳にカウントダウンの数字とか書いてたっけ。この経験のせいで、「コーディングの自動化」というキーワードにビクつくようになった。

4月からはアジャイル案件を扱う部署にSESすることになり、噂に聞いていたアジャイルスクラムがどういうものかを少しだけ体験することができた。ここに数年いれば色々な経験が積めるなーと思っていた。

ところが7月くらいから人が足りないという別案件に駆り出されることに。これがアジャイルとはなんの関係もなく、とにかくJavaやSpringを見たことがある人が(自分も含めて)連れて行かれた、という感じ。

コレが嫌だったから転職を決めた、というわけではない。ヘルプから戻れればまたアジャイルもできるし、AWSやコンテナなどの面白そうなものにも触ることができるし、現場に対しての印象はとても良かった。ただ、所属している会社について、居続けることのメリットが多くなかったこと、自分を過剰に評価してくれるあまり、業界という規模における自分の価値を延ばすことができないのでは?という感覚があり、給与面にも満足していたが、30歳になるまでの自分の成長、ということを考えて別の場所を選ぶことにした。

転職については以前の記事にも書いているのだけれど、その記事、また上に書いたことが全てでは無いということは書いておく。

で、11月から転職し、同時にSES先の現場も新しくなった。これまで自分が過ごしてきた場所とは考え方や文化などが異なり、また、自分の立場も違うことに戸惑うことが多い。現時点では少しずつ慣れたものの、まだまだ課題にはぶつかるだろうな、という予感はしている。なんとか先回りしてカバーできないものだろうか。

立場の違いというのは、前職では「SI→そのグループ会社→自社」という構成だったので、SIから直接指示を受けることはないし、コミュニケーションを取ること自体も多くなかった。現在は中間がなくなり、直接会話することが100%となっている。

その点でどういうことに気をつけるべきか。前職では自分と同じような業務にあたっているエンジニアがリーダーや上司となっていたので、状況について伝える場合に「起こっていることありのままを頭に浮かんだ順番そのままで伝える」という話し方でなんの問題もなかった。

現在は多数の案件をまとめているリーダーとコミュニケーションを取ることになるので、上のような話し方では時間の浪費になるし、相手のほしい情報を伝えられていない。例えば相手は「結果的に要件が満たせるのか」ということを気にしているのに、自分はこの機能がどうたら、コードをこう変えたら画面のこの部分が…と相手が必要としていない内部の詳細な情報について話してしまう、ということが起こってしまう。なので今は毎回毎回の細かい報告についてもプレゼンテーションなんだ、と捉えるようになり、頭の中で何回かリハーサルするようになった。

まだ2ヶ月、1日1日とても疲れて帰っているが、なんとか慣れてきて再びチャレンジングな気持ちに慣れればいいなーと思っている。

技術的な話

転職する前はJava、SpringでWebアプリやWeb APIを書く、ということが中心だった。業務でやっていたのはこのくらいで、趣味や将来への対策も兼ねてPythonAWS、Dockerなどをちょこちょこ触っていたが、前職が持っている案件だと使う機会があまりなさそうだ、と感じていた。

打って変わって転職後はBIツールをいくつか触っている。簡単に言うとデータをこねこねしていい感じの画面表示、ダッシュボードを見せる、という作業。データベースに関する知識はついては新人研修レベルからそこまでアップデートできていなかったし、データを扱うということが(難しいとは思っていたけどその想像を超えて)難しく、業務中に頭から煙を出しながらなんとか進めている、という感じ。

BIツールの勉強として、これは業務では採用していないがmetabaseについての記事を書いてみた。

今の業務は、技術的にも初めて考えることが多いが、ユーザー側の知識を把握していないといけない場面が多い。パン屋のシステムをつくるときにある程度パン屋のことや業務フローを分かっていないといけない、というやつ、「ドメイン知識」と呼ばれるものがすごく必要になってくる。これも、転職によって自分の立場がユーザー側に近くなったからだと思う。

なので、技術的なところにとどまらず、エンジニアというか一人のビジネスパーソンとして「仕事」というものに向き合っている、感覚的にはそういう言い方がしっくりくる。なので、新しい技術を追い求めたり、勉強会に潜り込んでみたり、という頻度はちょっと減ってしまうかもしれないが、今の現場で得られそうなものは多いので不満な感触はない。

ただ、やりかけになってしまったことがいくつかあるので落とし前をつけなければならない。AWSのSAA試験とか、Vue.jsの勉強とか、Androidアプリとか。業務とはベクトルが異なるので、ここはやはり個人開発なのか…?

プライベート

  • お笑いライブに行くペースが増える
  • 9月からモルックを始める
  • vaporwave、future funkのジャンルに手を出す
  • プロレス熱がちょっと落ち着く

お笑い

社会人になってからお笑いライブを見に行くようになったが、今年になってペースが増してきた。とはいっても月に1回程度なので濃いファンとは自称できないが、ライブに行く楽しさが分かってきたかもしれない。主に行ったのが、

  • ゆにばーすno寄席
  • 性格の悪いネタライブ
    • 後にミルクボーイをここで観ていたことを思い出す。SASUKEをやってたかな。空気階段やさらばにAマッソ、紺野ぶるまなど自分の好きな芸人が多かった
  • 空気階段単独
  • さらば青春の光単独
  • ゆにばーす単独
  • ラフターナイトチャンピオン大会
  • 空気階段の大踊り場
  • M-1 準決勝ライブビューイング
  • 蛙亭単独ライブ
    • この日にあったオズワルドのトークライブも見に行った

他にもタイタンシネマライブに複数回行ったり、落語や講談の寄席にも行ってみたりした。12月は毎週のようにいっていたけど全く行っていない月もあったので案外リスト化するとそうでもないなーという感じ。ライブに行くということに対してのフットワークはどんどん軽くなってきたので色々見に行きたい。いわゆる地下ライブにはそこまで行けていないのでまずはその辺かなー。

M-1については、毎年「面白い人がこの1回だけで『面白くない人』扱いをされかねない大会」という印象が強くあまり好きではなかったんだけど、今年は生で観た人が出ていたり予選の動画や準決勝のライブビューイングをチェックしたので、かなり思い入れのある回になったのかなーと思っている。あと、段々とお笑いを観る年数を重ねたことで、「点数が伸びなくても自分が面白いとおもっていればそれでいいかな」と思えるようになってきた。ライブに行くことで直接応援できる、という手段が分かったからかもしれない。

モルック

モルックについては1ヶ月やったときの記事にも書いているし、上に貼ったMetabaseの記事もモルックをテーマにしている。

さらば青春の光の森田さんきっかけで今年から急にハマり、なぜか森田さんの見送りに空港へ行くというイカれたクラウドファンディングに参加して以降、お笑いファンとしてモルックをやるというよりは1人のモルックプレイヤーとしてモルックの練習に励むようになった。もうすぐ4ヶ月ほどの経験となるが、段々と自分なりの戦い方について見通しが立ってきたので、分かりやすい実績がほしいなと思うようになってきた。

そんなところに来月の森田カップ(上述の森田さんが主催する1月の大会。初心者上級者入り乱れての64チーム参加っぽい)があるので、せめてベスト8に食い込めれば、とか考えている。モルック勢力図がなんとなく見えてきた状態では、ベスト8でも相当難しいと思う。

「旅費さえあれば世界大会に行ける」というフレーズが1人歩きしているが、実際そうはならないと思っている。チームを集めたり、日本人コミュニティとのつながりは持っていないと厳しいし、何よりある程度モルックに触れれば「それなりの実力がないと世界大会は楽しめない」ことが分かってくるからである。世界大会に行く人は行くべくしていっているのである。それに自分が入り込めるか、というと、チームとコミュニティの問題の方が重大である。人見知りってほんとどうにかならないですかね。

最近は個人練習のスコア以外に、動画としても記録を始めた(YouTube)。一瞬「画質がアレだからGoPro買っちゃおうかなー」とか思っていたが金額とやることが見合わないので一旦やめておく。

以上

他にゲームもしてるしJリーグも観てるし、ここまで趣味を並行できるのは友達が少ないせいだと思います。それはそれで寂しい。音楽についてはSpotifyで聞いたまとめを後で書きます。